一 はじめに
授業の主役は生徒である。生徒が主役の授業とは、生徒一人ひとりが意欲を掻き立て、期待感、達成感を得られる授業であろう。
そのためには、
- 系統性を意識させることで、生徒に意欲をもたせる。
- 学習の見通しをもたせることで、生徒に期待感をもたせる。
- 自己を振り返らせることで、生徒に達成感や次時への意欲をもたせる。
などのことが必要であると考える。
本稿では、筆者が昨年度(平成十八年度)取り組んだ実践を紹介したい。
二 系統性を意識させるための工夫
〈生徒に系統性を意識させる〉ために、「只見町小中高 国語科シラバス」と称した国語科年間学習計画表・小中高学習系統表を活用した(以下、シラバスと呼ぶこととする)。【文部科学省指定国語力向上モデル事業】の取り組みの一つとして、私を含めた町内の小中高の教員が作成したものである。町内の児童、生徒(高校生を含む)全員に配布された。
シラバスは、
- 領域別シラバス
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(1) 小学校(一年〜六年)
(2) 中学校(一年〜三年)
- 年間シラバス
(1) 小学校(一年〜六年)
(2) 中学校(一年〜三年)
(3) 高等学校
一年 国語総合
二年 現代文・古典・国語表現 I
三年 現代文・古典・国語表現 II
のような内容になっている(資料1・2)。中学生は、小学校における既習内容を振り返ったり、高等学校における学習内容を展望したりすることができる。
新しい教材に入る際に、シラバスを用いて小学校での既習内容を思い出させ、小学校と中学校の系統性を意識させた。
三 学習の見通しをもたせるための工夫
〈学習の見通しをもたせる〉ために、シラバスを元に毎時間の学習の流れを示したカードを活用した(以下、学習カードと呼ぶこととする)。
・・・・・・(以下、本誌をご覧ください)
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