2010.07 JULY
特集 すぐに取り組みたい工夫―学習習慣・課題・宿題
【教室からの発言】私の工夫、1・2・3…
(1)宿題に意欲的に取り組む一工夫
佐藤弘美(山形県山形市立第七中学校)

1 はじめに

確かな学力は学習の質と量に比例する。量を確保する上でも家庭学習の果たす役割は重要だ。その家庭学習の習慣作りに、宿題が一役買っているのは言うまでもない。宿題は家庭学習の取っ掛かりである。宿題から自主学習へと繋ぎ、家庭学習の量と質を高めていくことが必要だと思う。

宿題は家庭学習の取っ掛かりであるだけに、意欲的に取り組ませたいと常々思っている。生徒が「やる気」を持って取り組めるように心がけてきたことを、実践を紹介しながらまとめてみたい。


2 実践の紹介

1 授業の展開の中で必要な宿題を出す

授業構成の段階で、家庭学習で取り組んだ方が効果的な学習活動を抽出し、学習計画に位置づける。授業の中で生かされる宿題を出すのである。そうすることで宿題に必要感を持たせることができる。この必要感は、その宿題の意味を生徒自身が理解することで生まれる。それは授業の見通しを持つことでもあり、授業の充実にも繋がると考える。



(以下、本誌をご覧ください)